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ニジマス

卒業生のカップルが一週間ごとにニジマスを釣りに出かける。日本中を走っているのではないかと思えるほどに。「今帰りだけど、少し持ってきた。」と忘れたころにやってくる。たいていは釣り上げると放してやるのに、気が向けばこうして持ち帰り、私もおすそわけにあづかる。さて、初めて食するニジマスは、何だか小さいころに食べたなまずのようでー「川の魚はそんなもんです。」-(彼いわく)−一切れがせいぜいでした。しかし、その色の変化には驚きです。虹色とも、紫とも言えない鈍い輝きの中でずっしりとしていました。私のいい加減な軽い筆ではかないません。


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