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朝市のカレイ
干拓に、朝市ができて久しい。半分が魚、半分が野菜。沿道を行きかう車がドライブの手を休めて買い求める新鮮な野菜。朝早くからよい魚をと、その日のメニュウをえがきながらお店の買出しにみえる。生きのよい輝きがうろこに、目に、盛り上がった背に...なかなか色に出しにくい。いくつの色があっても足りないと思える。それほど魚たちは生命に満ちていた。