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かに
私をとても可愛がってくれる、一人暮らしの笠岡の伯母が、湯でたてのかにをくれた。包んでくれた新聞紙を帰って広げると、とても鮮やかな湯で色だった。『描いて』と言ってるみたいでいとおしく、筆を持った。