3月5日、大仙様でした。門前町の笠岡で今も旧の24日に開かれます。人の流れは寒さの薄れるこの日、そろそろ増えかけたかな?と思えます。でも一時期に比べると少なくなりました。お参りの人波の中に教え子のお母さんがおられ、久しぶりにお会いしました。ご主人が暮れに急に亡くなられたとかで、寂しい再会となりました。ともにご供養のお祈りを上げました。東日本大震災からやがて丸2年を迎えます。忘れてならないこととして自分の活動の中に置きたいと思います。命の大切さと政治が守るべきものとして復興も防災対策も日本のあり方が問われています。まだまだ遅れている実態が伝えられてきます。門前で被災者支援の募金活動に取り組みました。この5月にはボランティアに行きます。1時間余りで13,792円の募金が寄せられました。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。4月・5月はバザーに取り組んで5月に持って行こうと思っています。
大仙様って、何でしょうか。
形は、朝鮮由来に見えますね。
竜宮城のような・・。
古いお寺なのですか?
よく、続いていますね。
春を悦ぶ行事なのかしら。
分かりました。
毎月24日の行事なのですね。
とりわけ、正月と7月がにぎわうとのことですね。
いつか、鐘を鳴らしてこぐって見たいです、門を。
佛性山海蔵寺といって高野山真言宗で遍照寺の末寺だそうです。赤い門が印象的でしょ?本当に竜宮城みたいですね。もう見られたのですね?笠岡市のHPには次のように説明されています。「元禄元年(1688)政範上人が伯耆国大山智明権現の分霊を本尊として開基。宝永年間(1704~10)に全焼したが元文2年(1737)再建。毎月旧暦の24日が縁日で、「だいせんさま」と呼ばれて善男善女で賑わう。この日は仏が大仙様の所へ来ると信じられており、多くの参拝者が経木(ヘギ塔婆)を買い求め六地蔵の前で水をかけて供養をする。死後39日や45日に生前着ていた着物や玩具を納めると死者に届くと信じられている。1月(初大仙)と7月の大祭には近隣の住職が供養に集まるため特に賑わう。縁日には門前に植木、衣料、食物などの露店が並び参拝者や買物客で賑わう」次の来笠時にぜひ立ち寄りましょう。縁日でなければ人気がなくて寂しいかも知れません。もうずっと前の話ですが、毎月の縁日ですので、そのたびに核兵器廃絶の署名だとかいろいろ取り組んでいるときに「お参りご苦労様です。」と呼びかけて参拝者の方に叱られたことがあります。「私たちの気持ちをわかっていたら苦労などとは言えないはずだ」と。それ以来私はその方に教えられたように「よくお参りになられました」と声をかけます。