7月3日、津山市総合福祉会館で、岡山県母親大会が開かれました。県北の地で、ゴミ処分地問題が住民の合意に基づいた解決を待っています。原発問題に関心が高まっており、いったい何が真実かと女性の不安に応えた分科会、介護の問題、いつまでも健康でいたいという女性の要求が束ねられたシンポジウムが用意されていました。全大会では広島のシンガーソングライターでもある、九条の会ネットワークの二見伸吾さんのお話がありました。ギター片手に歌で始められた「核も戦争もない平和な二一世紀を」には①日本における原発政策が、戦後のアメリカの対日政策の中で始まったことなどを初め、原発開発の優位性などないことをデータで示されました。さらに広島の心も沖縄の心にも通じている日本国憲法特に第九条、二項の重みを語られました。その重みに沿って反核平和運動を重ねてきた女性のたたかいに拍手を送って講演を閉じられました。