第57回日本母親大会 in 広島

ひのつ倫子 : 2011年8月1日

被爆都市広島で、初めて日本母親大会が開かれました。母親大会のそもそもの出発点が核兵器のない、平和な世界を求めることでした。福島原発事故のあった今年の開催は特に重い意味を持っています。これ以上放射線被害に苦しまないよう運動の強化が求められました。同時に、昨年のNYでのNPT核不拡散再検討会議での前進を受けて、7月12月の国際会議では具体的に核兵器禁止の条約を求める決議が採択されています。それを受けた新たな署名運動も始まりました。そうした世界の流れの中で57年間たゆまず運動の構築に努力してきた母親大会参加者は、格別の思いで新たな一歩を刻もうとしていることも間違いありません。全大会の開かれた30日、全国から8500人の母親が集まりました。

壇上には「にんげんの よのあるかぎり くずれぬへいわを」の文字が

壇上には「にんげんの よのあるかぎり くずれぬへいわを」の文字が

 

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