岡山県社会保障推進協議会が、全県下自治体への要請行動をこの時期行っています。笠岡では18日におこなわれ、市民課、福祉課が対応されました。特に今政府が「税と社会保障の一体改革」の名のもとに消費税の引き上げと社会保障の切り捨てを進めようとしているているだけに、自治体からもしっかり市民の命と健康を守るために防波堤の役割を果たしてほしいと思います。懇談の中で、いくつかの問題点が浮き彫りになりました。7項目ほどの要望項目でしたが、特に国保の長期滞納者の中で、「連絡が取れない、会えない」人たちを「悪質滞納者」と称して資格証を発行している回答では、市民を悪質かどうかで色分けすること自体人権問題にも関わるとの発言が出されました。また、「税と社会保障の一体改革について撤回を求めるよう国に要請してください。」の項では、「詳細が分かっていない。具体的な改革が明確になってから」の対応をすると回答がありましたが、審議会でも方向性が明らかになっている中、決定してからでは遅い。の声が上がりました。