15日、金浦幼稚園の卒業式がありました。16日中学校、20日小学校と続けて招待いただいた式ですが、依頼された小・中での挨拶は、一つのテーマでまとめました。自分の命といのちにつながるものを大切にと言うものです。残念ながら、24日の新川保育園は、インフルエンザにかかり、メッセージのみの参加となりました。いつ見ても、同じわけないのに今は30前のわがこと重なってどの式も感動します。だからいつもわが子への思いを大切にしながらお話させていただきます。
新川保育園のみなさんへ
お祝いのメッセージ
今日修了式を迎えた良い子の皆さん、ご卒園おめでとうございます。
修了式に参列させていただくのを楽しみにしておりましたが、インフルエンザでいけなくなりました。お祝いのメッセージを送らせていただきます。
皆さんはいま6歳ですね。もうすぐ誕生日の人もいるかな?
生まれたときにはお母さんがいないと何もできなかったね。でも今日まで6年間、働くお父さんやお母さんに守られて、この新川保育園でずいぶん大きくなりましたね。
両手で頭を包んでみましょう。いろんなものを見たり聞いたり、してもいいこと悪いこと、自分で判断できるようになったね。なんて大きくなったことでしょう。
次に両手を胸に当ててみてください。心臓がどくどく元気に動いているのが分かりますか?かけっこしたり、ボールけりしたり、みんなの体はとっても丈夫。手足をばたつかせて真っ赤な顔で泣いていた子がなんて大きくなったことでしょう。
それだけではありません。
泣いている子がいたら「どうしたの?」って声をかけたよね。
転んだ子がいたら「大丈夫?」って心配したね。
けんかしても、すぐ仲直りできたね。
そのことがすごいじゃないですか。ずいぶんおおきくなったね。
小学校に行っても、そのことを大切にしてくださいね。
泣いている子がいたら、「何かあったの?僕に話してみて」って聞いてあげようね。
転んだ子がいたら「けがしてない?私が手を貸してあげるよ」って起こしてあげようね。
勉強の分からない子がいたら、「一緒に勉強しよう!!」って声をかけようね。
寂しそうな子がいたら「一緒に遊ぼう!!」って誘ってあげようね。
そうしてね、みんなで楽しい小学校をつくろうね。
みんなならできる。きっと楽しい生活が待っていますよ。
本当におめでとう、心からお祝いします。
保護者の皆さん、先生、職員の皆さん、改めまして、おめでとうございます。本当に良かったですね。子供達はこんなにかわいく、元気に、修了式を迎えられました。
今後も大きくなればいろんな新しい壁にぶつかることと思います。そんな時、1人で悩まず、子供達に負けないように助け合って子育ての道を歩まれますようご期待申し上げます。
子供達の前途が、輝かしいものであることを祈って、もう一度、おめでとうございます。