6日の帰り道、美星町をとおりました。知人の家の近くにびっしり生えたつくしを見つけて大喜び。しばらく道端のものを摘み取って、夕食の一品に加えようと思いました。
笠岡に帰り、干拓を走りました。遠くの神島に、山桜が、ひつじ雲のかたまりのように点在して、動いているようでした。それは川上や美星で見たものよりも、もっと美しいと思いました。
誰かが「白髪頭だ」と言いました。私は否定しませんでしたが、心の中で「空には流れているかどうかさえ分からないほどゆったりした雲があるのに、それを映したような山桜が白髪頭に見えるはずがない。」とつぶやいていました。