9月議会代表質問

ひのつ倫子 : 2012年9月9日

 代表質問が今日9日行われました。日曜議会とあって、傍聴者がたくさん来庁されました。6人の質問に対する市長答弁の中で、私のノートに書き留めたことからいくつか紹介します。①H24.6.20、離島振興法一部が改正された中にある定住促進の記述について市長はこれまで定住促進を島で進めてきたことが反映されたと評価しました。②市長公約の一つ、温水プール設置計画について市長は、財源確保について、場所設定について検討中としながらも、具体的な日程は示さず、スポーツ振興、健康づくりを併せ持つ施設建設の方向性を任期中に出したいとしました。「公約は夢を語るだけ?」と議場から疑問がつぶやかれました。③教育学力問題についての質問に応え、教育長は授業づくりが大切だとし、大井小学校で、今後3年間市川伸一東大教授著の「学力から人間力へ」に示された方法で福武財団の援助を受け、実践、研究すると答弁しました。私が懸念するのは、「人の学習動機には2つある」とし「勉強自体が楽しい」と、「競争やご褒美などの外的要因」に限定していることです。学力をつけるのに狭い道を歩むことにならないかと心配です。④税と社会保障の一体改革についての所見を聞かれ、市長は消費税の値上げについて「社会保障の安定的な運営のため必要な施策と考えるが、景気の低迷など避ける施策をしてほしい」と、矛盾に満ちた答弁でした。法の中身を十分分析していません。市民の幸せをという一方で、重い負担を容認できるでしょうか、増税に頼らない財源確保の見通しがあるにもかかわらずです。なんとしても食い止めていきたいものです。世論を見ようとしないところに市民の声を聴く市長の姿勢有無も問われます。市民感情とのかい離こそ自治体の長として避けなければならないことではないでしょうか。

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風の盆で有名な富山は八尾の街並み

 

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