「広島長崎の悲劇を2度と繰り返してはならない。……..非核3原則を堅持して….」と語る安倍総理の美辞麗句は、平和憲法改悪に向けた法案の強行採決や、被爆者認定に関わる裁判で政府の不誠実な対応などの現実の前に空文句となって響いていました。後ろのほうに座った参加者の1人から、「『総理をやめろ!』の声がとびょーたでー。」と後で知らされました。さもありなん。
貞子の像に千羽鶴の束をささげました。式典のあとに見学した2つの資料館では原爆投下の実態を5感で体感してきました。たくさんの外国からの参加者も真剣に見学していました。若い人たちも多くいましたので、『みんなの未来を平和なものにしようね。』の思いを大きく膨らませることができました。何よりも一緒に来たこの子達の幸せを強く願いました。献花する人の波が絶えない平和の火の前で花を手向けながら「繰り返しません。過ちは」と念仏のように唱える隣人の声がありました。私の胸にも協和音のように響きました。