4月の朝駅前で

おてつだい : 2006年4月10日

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 金曜日の朝の宣伝はいつも笠岡駅の前をお借りしています。これまで春休み中は学生の姿が見えず、人通りも少ない駅前でしたが、4月7日今日の駅前は活気がありました。井笠バスも路線の廃止がありましたが、学生の足をなくすわけにはいきません。来週は新入生も含めてもっと活気が出るだろうと思います。


 市民の足となるバス路線一部廃止問題について、基本的な解決には3つの観点を抑える必要があると思います。1点は、井笠バスは民間の会社であること、利益が上がらなければ成り立たないと言うことです。2点は、民間の会社であっても、公益公共事業であると言うことです。利益の上がる路線の継続は、会社としては当然です。しかし赤字路線であっても、学校、施設、過疎地などの路線を確保することは公益公共事業を受け持つ会社としてこれも当然のことです。行政は、市民の交通便を図る責任があります。会社・行政が市民の意見を十分聞いて、路線の決定を行うことが必要です。3点は、笠岡市民の足を確保している井笠バスをどう市民が後押しするかが重要だと思います。マイカー時代ですが、観光に、通勤に、通学に、買い物に、マイカーより不便さはあっても、私も含め1人でも多くの市民がバスを利用する合意を市民の間で作ることが最も大切な課題だと思います。
でなければ、会社も成り立ちません。行政も後押しに限界があります。悪循環となってしまいます。市民の足を確保している会社には、他にタクシー会社もあります。この問題でも同じことが言えるのではないでしょうか。地元の会社を支えるため、送り迎えのどちらかをタクシー利用とするなど、市民の合意を作ることも大切になると思います。

 

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