13日、私の個人質問が終了しました。TPP問題、保護基準引き下げの問題、国民生活全体にひいては笠岡市民全体に及んでくる大きな問題であるにも関わらず、そして大変だという認識があるにもかかわらず、国の動向を見守る姿勢しか持てない市行政の在り方に苛立たしさを感じました。また、教育問題では、県平均をすべて下回るなどのこれまでの統一試験結果を受けて社会の中での学習企画、例えば夏休み中の5日間の補修計画を中央公民館など使用で広く利用してもらう、授業工夫で基礎学力をつけるなど予算化されています。しかし、子供をどう育てるかという基本的な教育論議を経て教師の専門性を構築する方向が見えませんでした。暴力問題での質問に答えて、「教育現場で暴力は絶対にあってはならない」としながらも「各校に通達を出している」との答弁でした。大なり小なり教師を含めて大人が暴力容認の考えを持っている現状を見るとき、それだけでは認識は深まらないとさらに質問しましたが、答弁に前進はありませんでした。