3月28日倉敷医療生協の笠岡支部の皆さんと、健康づくりや政策について笠岡市との話し合いにご一緒しました。年度末の人事異動で、すでに鈴木課長は移動を決定した後でしたが、和やかにしかし問題点も見えて有意義な話し合いになりました。すでに取り組まれている点での問題点はなかったものの、医療生協から紹介された活動内容を市の取り組みにどう生かすかが力量の問われているところだと思いました。すでに里庄町や他市の様に、先進的な医療生協の取り組みを参考に取り入れている実態を示しながら一緒にがんばりましょうと呼びかけていました。さらに認知症のサポーター養成については当初一気に取り組まれ、笠岡市でもその数は増えているものの、その次のステップがまだ見えてこないところに運動の停滞が見られます。実のあるものにするための取り組みも提案していました。今後の対応に期待したいと思います。私の気になったところは、生き生き笠岡21の5年ごとの指標で、自殺者を出さないまちづくりを目指すのに、目標値が実数で示されている事でした。目標を10人だとか減少だとか言葉や文字で設定されること自体なじまないものです。見て驚きました。5年前どうして私は気が付かなかったのだろうかと反省しきりです。人権尊重の観点からも疑問を指摘し、もっと適切な表現や、目標設定はゼロにすべきと指摘させていただきました。