未曽有の震災被害が出ているさなかに、民主党政権と、自民党、公明党は米軍思いやり予算継続の特別協定を目指しています。大震災の復興、救援にこそ国が一体となって取り組む時です。夫人の安否不明のまま陸前高田市長は大きな悲しみを背負って市民生活救済、行政機能回復のために頑張っています。避難所の子供たちが、「がんばろう髙田、人とつながろう、手をつなげよう」のメッセージを壁にかかげ、仲間を励ましています。大震災のさなかに、ましてや福島原発の被害拡大が広範囲にわたる脅威となっている今、やるべきことでしょうか?
2011年3月28日(月)「しんぶん赤旗」>> 主張:米軍「思いやり」予算 大震災のさなかにやることか
東日本大震災の被害が甚大で巨額の救援・復興予算が必要になっているのに、政府が在日米軍のための「思いやり」予算を今後5年間出し続ける、特別協定を成立させようとしていることに批判が広がっています。
民主党と、自民、公明両党は今週前半にも特別協定を衆議院で審議・可決し、30日後には自然成立させる構えです。大震災の救援・復興に国の総力をあげるべきときに、在日米軍への「思いやり」予算を押し通すなど、本末転倒そのものです。
5年間でほぼ1兆円 >> 記事