19日、愛知県犬山市教育委員会に視察に伺いました。全国で唯一つ、今年4月24日実施された全国一斉統一テストに参加しないことを決めたところです。文部科学省の審議をつぶさに把握しながら、教育委員会はこれが犬山の教育にそぐわないものだと判断したそうです。12月のシンポジウム、1月2月の全小学校区の保護者対象に説明会を開き、声を聞きながら事実を伝え、質問に答え、論議を起こしていったと言います。緻密な民主的投げかけでした。時間もかけ、十分な論議も行い、官民一体で歩調をそろえるのはなかなかできることではありません。「平成の長岡藩」だと思いました。
あしあと
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平成の長岡藩
ひのつ倫子 : 2007年10月27日消えた年金
ひのつ倫子 : 2007年10月27日
ここは、岡山駅前にある第一セントラルビルです。このビルの8階に、社会保険事務所があります。先日私は、依頼された80歳の方とご一緒に訪れました。その方の厚生年金が、38ヶ月ほど飛んでいたのです。今年6月調査を依頼してから何の音沙汰もないからでした。担当者の言うことには、「玉島の、厚生年金関係は、手狭なことから、岡山東に移転しました。」ということでした。連絡を取っていただいて、「ただ今照会をしているところです。」とのことで、まだまだ結果については先のようでした。しかし、財務省からは予算を削られる、一連の年金騒動で、仕事は増える一方、人員削減で休む暇もないといいます。この人たちに責任はないとは言え、「僕の年金少ないと思う」と、たずねてこられた彼の思いは何処に向ければいいのでしょうか。やるせない思いと怒りでいっぱいになりながら、結果を待つしかないね。と声をかけて帰りました。
職員の運動会で
ひのつ倫子 : 2007年10月14日親子リズム体験会
ひのつ倫子 : 2007年10月14日遅い彼岸花の開花
ひのつ倫子 : 2007年10月12日
今年はとても暑い日が続きました。9月になっても残暑の厳しさがその異常さを示していましたが、その影響は、彼岸花の開花にも現れています。例年だと、9月末には見つけられるこの花も少なくても10日は遅い開花でした。JRのげしに見つけた一群は10月の朝のさわやかさにほっとしながらも日中の暑さには“参った!”といっているようでした。
朝日をいっぱい浴びて
ひのつ倫子 : 2007年10月4日やっと供託完了
ひのつ倫子 : 2007年10月1日請願第49号日豪を初めとするEPA路線を転換し、自給率の向上と食料主権にもとづく農政を求める請願
ひのつ倫子 : 2007年10月1日
(見事な朝顔のカーテンです)
EPA経済連携協定は、WTO参加国の方針がまとまるのを待たずに(どちらも自由化を目指していますが)特定の国と締結して関税を撤廃して輸出入を図ろうとするものです。オーストラリアの農業規模と日本のそれを比べると、とても太刀打ちできるものではありません。日本はすでにシンガポールなど8カ国と締結しており、今、オーストラリアとの交渉が山場を迎えているというところです。これがとおれば、今40%にも満たない自給率が12%になり大きな損失をこうむることは農水省も試算しています。北海道では農協を始め、EPAに対する警戒をパンフにしてアピールしていました。
28日、説明に対して「農民連とは高橋に県の事務局があり、笠岡に支部があるのか」「国際的な政府案に対し、農政だけ見直せということを審議するのは適切ではないのでは?」などの質問(?)が出されました。身元調査的な、非民主的論議といわざるを得ません。請願の趣旨を重視せず、農業従事者を助け、笠岡の農業をどう支えるかと言う観点のない質問でした。
10月1日、事務局に結果を尋ねました。「請願内容は理解できるが、EPA路線を転換と言うことになれば、農政にとどまらない。多方面のことを勘案すると適切ではない。」などの理由で不採択となったとのこと。笠岡の市議会は何を論議するところなのでしょうか。以下請願内容を紹介します。


