同じ会場にチェルノブイリ原発事故とその後を観察し忘れず訪ね続け、スケッチに収めた人の絵が展示されていました。作者は倉敷市出身貝原浩さん。2005年癌のため57歳で他界されたと聞きました。スケッチの人物はベラルーシ、
チェルノブイリでの原発事故による放射能汚染が風によって運ばれ、被爆した地域に住む人たちです。重厚なスケッチで語りかけます。絵に添えて記された文は、作者の鋭い観察眼と溢れる人間愛にみちたものとなっていました。こんな人と向き合えてあたたかいものを感じた一時間でした。今年も平和を求める声を高く上げていきます。