(秋用のキューリを見事な棚に作り上げていました。)
岡山県農民運動連合会より出された4件の請願の紹介議員として9月28日付託先の建設常任委員会で説明を致しました。請願第48号は、酪農経営における飼料の大半が米国からの輸入によるものである事から、高騰によって経営が圧迫される酪農家の窮状を打開するため、負担の軽減と、国産飼料の増産、循環型畜産の発展を図る施策を求める意見書を国に提出を求めたものです。市内のSさんは、「飼料の価格が20%アップしており、高騰前と比べ、毎日5000万円の損失となっている。配合飼料安定価格制度による基金の枯渇も心配されており、大変苦慮している」又、T牧場の方は「飼料用とうもろこしを昨年より多く作付けした関係で、その点助かっているが、厳しくなっていることに変わりはない。」と述べています。
委員会では説明に対する質問は出ませんでした。しかし、10月1日月曜日、審議結果を議会事務局で聞きますと、継続審議となったようです。市内にも窮した酪農家、輸入飼料で痛手を受けている人たちはいっぱいいるのに、どんな審議をしたのでしょうか。以下その請願の内容です。
br>請願第48号 循環型畜産の発展を図る施策を求める請願 br>
br>請願第49号 自給率の向上と食糧主権にもとづく農政を求める請願
請願第50号 アメリカ産牛肉全頭検査への予算措置の継続を求める請願