2月から3月末までカブトガニ館でミニチュア展が開かれています。久しぶりに行ってみようと思っていました。9日午後、時間があいたので、竹喬美術館の入江波光特別展の後、訪問しました。「グリコ何かについてたおまけだよね。どんな展示?」とイメージの湧かないまま行ったのですが、見てびっくりでした。展示された数の多さ(約1300点)、分類の多様性、見るものを飽きさせない、楽しさいっぱいの展示の工夫、はっとさせるような色使い、思わず引き込まれる時代性、一緒に回ると話が尽きません。10日には生涯学習フェスティバルに参加の人達に一度は見る価値のあることを感動とともに伝えました。11日は、四国や児島から訪ねてきた訪問客を案内しました。地域の人からは感謝の電話。「楽しかった、ありがとう」11日の訪問客は、森信学芸員の説明に花が咲き、高知は四万十町にある博物館ではもっと多様な展示がみられることを聞き、ぜひ機会を作って行きたいという話に発展し、「先生、連れてきてくれてありがとう、こんなに奥が深いものとは知らなかった。」と喜ばれました。私の気に入っているのは、どのシリーズにもあたりの少ないシークレットと呼ばれるものが存在することです。収集家はどれがシークレットかわからないままに、集めてみて初めてわかるというスリルを味わっただろうし、また魅力あるおまけでもあったのですから。たとえば福井出土の恐竜、たとえば3種の盲導犬などです。