滞納整理機構

ひのつ倫子 : 2013年3月23日

 滞納整理組合があまり強制力がないとして、県は3年前、強化した滞納整理機構を組織しました。税の滞納者が自治体に出ると、話し合いで分納に応じないなどの市民から,取り立て業務を機構に委託するのです。先日Aさんの件を知る機会がありました。多額の滞納を、返済能力に応じて分納しているはずなのですが、滞納整理機構に回され、子供の学資保険の取り崩しを言い渡されたそうです。分納の指導を受けるている途中ならその基準や扱いは一体どうなっているのでしょうか。収納を強制するのでなく、生活実態に見合った対応がなされるべきです。

黄色の一番濃い水仙です。

黄色の一番濃い水仙です。

 

1 通のコメント ↓

  1. 七誌 より:

    守るモノが無くなるとがんばりの魂が萎(な)えて、生きる意欲を失うでしょう。
    社会的にも大きな損失です。
    子どもは宝です。

    末端の職員や取立てを業務委託された者に言っても埒(らち)明かないでしょうから、岡山県知事に陳情などで直接訴えてもらいたいと思います。
    <民生>を考えた政治をしてもらわなければなりません。
    そのための裁量権ではありませんか。

    本来、学資は、社会的に保障すべきものだとは思いますが、日本の現状では、逆に、奨学金を借りなければ勉学できなくなっているのが、悔しいことです。
    将来、欧州に太刀打ちできない国民・社会となりそうに思います。残念です。