10日、新見の選挙応援に出かけました。早朝5時半出発です。約2時間かかりました。選挙事務所は正田にあるのですが、私は小学一年生の時に3学期をここで過ごしたことがあります。当時母は出産のため、笠岡から鴨方の実家に。私は新見の農林事務所で働いていた父と暮らすためにしばらくの間正田小学校に通うことにになったのです。こんな形で再び訪れようとは思いませんでした。懐かしく、候補者カーの窓からどのおうちに下宿していたかなと目を凝らしてみましたが、離れのあるおうちが見つからず、記憶に似通った家屋もありましたが、はっきりとはわかりませんでした。踏切に近く、少し坂を上って庭に入ります。向かって左には風呂のある納屋があり、正面に母屋、右の方に離れの家屋があったのです。学校の給食などなく、昼にはいつも下宿に帰りました。父が出かけるときに、まだ温かい炬燵の灰の中に牛乳瓶を入れてくれていましたので、大好きなアンパンを取り出し、食べたものです。私は「牛乳と餡が口の中に広がった味が好きだったなー」と思い出話をしながら皆さんに話していました。下宿の裏は山です。雪がたくさん降ると、朝早くウサギの足跡を見つけに出かけたものです。ご近所の会社の事務所に仲良しの友達を訪ねたとき、大きなフトーブの上で焼いた殻つきのピーナッツは、初めての味でした。高梁川に丸木の橋がかかっていて、友達の家に遊びに行くとき近道でした。でも下の流れを見て足がすくみ、橋にしがみついて進めなかった事もありました。短い間でしたが、楽しかった下宿生活、正田小学校の思い出はとても懐かしくよみがえってきました。その学校に今100人以上の生徒が在校しているにも関わらず統廃合の話が急浮上してると聞いて驚きました。地域の文化の砦をそうたやすく無くしては地域の衰退につながります。候補者が保護者の皆さんと論議を尽くし、その声を大切にしながら学校の存続に全力を挙げると訴えています。14日は投票日です。良い結果を期待して待ちたいと思います。
宅配の運転手とかファストフードの店員とか、走り回れとか動き回れとか精神主義なのか、異様に感じます。
お仕着せとはあのことかと思います。