笠岡市は定住促進の観点から各部署に住んでみたいと思える政策を求めていました。それを受けて教育委員会は寺子屋教室と銘打って昨年金浦小学校の放課後児童クラブに、試験的に実施しているのが、英語圏の教師の派遣です。英語で遊びを通じて親んでほしいと英語講師のスコットさんが子供たちと遊んでいました。この日の指導員は3名でした。男子の先生もいて、子供たちは楽しく放課後を過ごしていましたが、問題点がないわけではありません。スコットさんはほとんど日本語を話さないため、意思の疎通の面で苦労すること、5・6年生は放課後、クラブでまで英語をしたくないと不満なこと。遊びを通じて楽しんでいる子がいる反面そんな子供たちもいます。決して参加を強要してはいけない問題です。元英語の教師として思うことですが、語学は最初が肝心。変な壁を作らないでほしいと願うばかりです。