議場にカウントダウンの時計

ひのつ倫子 : 2006年9月16日

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 15日、今日は代表質問の日です。3つの会派が行いました。議場には似合わない時計が2箇所に設置され、初日の13日には、秒単位で点滅するチカチカが目ざわりと、今日は秒を表示してません。今私は、22日の私の質問の冒頭、時間を頂いてこのことに触れて質問に入ろうかと考えているところです。んーん触れないほうがいいかな?


日本共産党のひのつ倫子です。9月議会の個人質問に入らせていただきます。
さて、皆さん、この議会より、議会の活性化を目的として、質問は一問一答形式に、個人質問の質問時間は30分を限度とするという厳しい時間制限が持ち込まれました。
わが党は、質問形式は、今までの形式であろうが、一問一答形式であろうが形式の問題ではなく、議員各自が市民の声を執行部に届け、執行部がその声をそう具体化しているのか、市民による市民のための市民の政治がどのように行われているのか、市民に身近で分かりやすく、市民参加の議会がどう行われているのか、中身が大切であると、意見を述べてきたところです。
又、その観点より、質問時間の制限は、議会の本来の目的からはずれ、議会制民主主義を否定することになる。 質問時間が30分を越えることもあれば、越えない事だってありえる。 制限時間の持込には反対であることを明らかにしてきました。もし、時間を設定したとしても、目安とすべきだと意見を述べてきたところです。
この問題で、反対の立場を明らかにし、意見を述べたのは我が党のみでしたので、あえてこのたびの議会改革に対する立場を明きらかにして質問に入ります。

 

12 通のコメント ↓

  1. 勝田 茂 より:

    質問するところに残り時間を設置するのはすごくいらだちます。
    14日は日本共産党の議員が一般質問で傍聴しましたが、50分間、質問と再質問で44分以上かかってしまい、要望など言って終了した時は残り1分45秒でした。
    言えることは早口で伝えないと終わってしまうので忙しくなりました。
    時間制限は議会制民主主義を否定ですね。

  2. ひのつ倫子 より:

    私もそうなるかも。試行とは言っても本会議ですから。無茶はできません。市民の声を伝える私たちの仕事を保障する場でなくてはなりません。

  3. 勝田 茂 より:

    >ひのつ倫子市議会議員様
    50分の質問で44分以上も再質問の中でかかってしまった理由は、保育行政と児童クラブについてで30分以上質問費やしてしまい、巡回バスについては短くなってしまいました。
    保育行政について、民間の保育園が10月から開始するのですが、決定していない部分もあり職員はどうするのか?、11時間までは無料なのに12時間は有料で、どのぐらいの有料になるのか?。それに月にどのぐらいかかるのか?まだ決定していないことでそれで時間に取られ、少子化によって保育園が相次いで廃止した結果が今では子どもの数が増加してしまい保育園の再開の要望。
    児童クラブについてで臨時職員はどうするのか、定員オーバーで職員を増やして欲しいとか、子どもが急病した時の保健室がないことなどそれで再質問を繰り返していたらそれで時間を取られました。
    巡回バスで市民の声が伝わったかどうか……気になってしまいます。

  4. 大野 より:

    市民の声を制限するのと同じ行為です。許せません。
    で、活字にしましょうね。

  5. 森本ふみお より:

     我が議会は質問だけで1時間なのでどうにかやっていますが時々、時間制限を撤廃するよう議運で提案しています。回りは撤廃には反対で「現状どおり」とされてしまいます。
     この提案を根気強くやることが大事だと思います。
     我が議会も一問一答をやるこは決めていますが、実施時期がまだ決まっていません。ズルズル遅れています。市長が変わったのでまた遅れる条件になりそうです。一問一答の感想をお聞かせください。

  6. ひのつ倫子 より:

    再質問から1問1答なのですが、回数に制限はありません。代表質問の1日が終わっただけですが、質問に対して誠意を持って回答すれば、一回の質問でも終わるし、2回3回ただす中で前進面も生まれるのに。と思いました。実際は、30分の質問に対して1時間以上かけての答弁。一人目の方で2時間20分かかっています。議長も答弁者に対して「簡潔に」とも言わず、議事進行に問題があると感じました。テンポの速さが魅力となるはずです。何回でも出来ますが、これ以上答えようがないのにと、戸惑いの答弁者の表情も見られ、問題点の指摘や、質問の展開の仕方に熟慮の必要性を感じました。

  7. 倉敷市議会でも数年前から、カウントダウンの時計が設置されています。それまでは、発言席の机の右側に発言する議員だけが見れる時計だったのですが、それに加えて壇上の右上に議員全体から見えるようにつくられたのです。
    倉敷市では、30分が一般質問の時間ですが、残り一分を時計が示すと議場がざわめき、0になって発言していると、たとえそれが数秒でも議長が発言終了を通告します。
    議会で決めたルールではありますが、あまりにも柔軟性のない対応です。

  8. ひのつ倫子 より:

     私は今回5項目です。1項目あたり6分ですから早口になりそうです。十分な発言になるかどうか不安ですが、頑張ります。
     時間制限については今まで30分を越える時もあったろうし、以内で終えた時もあったと思います。しかし1分1秒での時間制限が何の意味を持ってくるのでしょうか。倉敷のように発言者が多い場合はともかく、6万都市笠岡のことです。
     常に改善要求を出していくべきだと思いました。

  9. TAKA より:

    議員歳費を、議員の発言時間で割ってみたら、それぞれの「議員単価」がはじき出せるような気がします。
    なんで、発言時間制限に熱心な方がいるんでしょうね。
    そういう「議員」のみなさんの「単価」は高いでしょうね。
    議員の「議」は「論を互いにかわす」意があります。

  10. ひのつ倫子 より:

    TAKAーさま
    「嫌がらせかー」と言われそうですが、おもしろいですね。それよりも、ここ数年の議員発言回数の比較のほうがはっきりします。

  11. 勝田 茂 より:

    一般質問の時間が最低は10分から最高は無制限まで、自治体によって差があります。小牧は50分とどちらかと言うと長い方に入りますが、民主主義なら無制限で一般質問をするべきです。10分なんて質問は出来ません。要点を上げるぐらいです。

  12. 大和撫子だなあ、ひのつ議員。各議員の発言回数をこのblogに掲載しようと思えば、すぐできそうなものを、あえて剣先を議員のみなさんに向けず。
    有権者のみなさんに、議会と議員に注意をむけてもらえるよう配慮しているところ、いいですねぇ。