「議会便り」を市民の目線で

ひのつ倫子 : 2006年4月17日

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2年の任期の広報公聴委員ですが、この3月議会の「議会便り」が最後のまとめとなりました。委員会は多くの問題点を含んでいました。昨年の9月議会後の委員会で、議員の一般質問とそれに対する執行部の答弁はそれまで質問者自身が書いておりました。ところが…


  ほとんどの議員は質問が数行に対し、答弁内容をこまごまと記しています。。これではまるで執行部のために代弁しているようなものです。私はその逆で、なぜこの質問をするのか、どう質問を展開したのか、を中心にまとめ、答弁は要点だけにとどめていました。それを異質と称し、「客観的に本人以外に書かせる」と言う理由で議会事務局に全面的に任せるとの方向転換を図りました。
 議会での質問は議員の主たる仕事です。再々質問まで与えられた3回の質問でどう内容を発展させるか考えるのに時間もかかり私は全力を注ぎます。それが事務局に任せると、質問通告を3行ほどにまとめ、後は答弁内容ばかりです。これでは何のための議会便りなのかわかりません。私案で書いたものを参考にしてほしいと資料提出しても再質問の内容など質問項目に関係なしとの判断から事務局案が採用されました。議員の発言が議会便りの中で、まとめ役の主観によって削除されたり、考慮されなかったりではそれこそ客観性に欠けると言えます。今後の民主的な議論を待ちたいと思います。
 

 

2 通のコメント ↓

  1. 大野 より:

    ごもっともです。
    「住民こそ主人公」の軸足のなさから、事務局まかせの姿勢になるのではないでしょうか。
    基本的には、独自にきちんとした議会報告を展開する以外には
    本当の報告はできないように思います。
    良識ある議員が多数だといいのですが、だめかも。
    いっそうのご奮闘を。

  2. ひのつ倫子 より:

    私はめげることなくいつもの様に街頭に立ち議会報告、みちこだよりが出来ましたので、選挙の応援の合間に配っています。委員会の中で議長が個人質問の仕方を批判するなど、意図的に審議の中身を変えていったことなど堀りさげれば山ほど問題はあります。とにかく私は私らしく。頑張りまーす。ありがとう。