シークレットを初め、森信学芸員の説明にも目を見張りましたが、展示の工夫もあっと驚かされます。透明のキャップに覆われて、光をめぐらせたドーム型、そのドームを陳列の上にはめ込み、ブルーに点灯されたコーナーを覗き込むとまるで潜水艦から海を眺めているような気持ちになる臨場型、廃物を利用してのバードハウスや、棚展示には制作者浅野さんの知恵がいっぱいでした。
シークレットを初め、森信学芸員の説明にも目を見張りましたが、展示の工夫もあっと驚かされます。透明のキャップに覆われて、光をめぐらせたドーム型、そのドームを陳列の上にはめ込み、ブルーに点灯されたコーナーを覗き込むとまるで潜水艦から海を眺めているような気持ちになる臨場型、廃物を利用してのバードハウスや、棚展示には制作者浅野さんの知恵がいっぱいでした。
2月から3月末までカブトガニ館でミニチュア展が開かれています。久しぶりに行ってみようと思っていました。9日午後、時間があいたので、竹喬美術館の入江波光特別展の後、訪問しました。「グリコ何かについてたおまけだよね。どんな展示?」とイメージの湧かないまま行ったのですが、見てびっくりでした。展示された数の多さ(約1300点)、分類の多様性、見るものを飽きさせない、楽しさいっぱいの展示の工夫、はっとさせるような色使い、思わず引き込まれる時代性、一緒に回ると話が尽きません。10日には生涯学習フェスティバルに参加の人達に一度は見る価値のあることを感動とともに伝えました。11日は、四国や児島から訪ねてきた訪問客を案内しました。地域の人からは感謝の電話。「楽しかった、ありがとう」11日の訪問客は、森信学芸員の説明に花が咲き、高知は四万十町にある博物館ではもっと多様な展示がみられることを聞き、ぜひ機会を作って行きたいという話に発展し、「先生、連れてきてくれてありがとう、こんなに奥が深いものとは知らなかった。」と喜ばれました。私の気に入っているのは、どのシリーズにもあたりの少ないシークレットと呼ばれるものが存在することです。収集家はどれがシークレットかわからないままに、集めてみて初めてわかるというスリルを味わっただろうし、また魅力あるおまけでもあったのですから。たとえば福井出土の恐竜、たとえば3種の盲導犬などです。
フェスティバルでは、各公民館での講座で作った作品展示や、活動の紹介などがありましたが、私は初めて吹き矢で健康体操を進めている講座の展示を見ました。直径13ミリ、長さ120センチのアルミ筒から矢を吹いて6メートル先の的に当てます。腹筋を使い、一気に吹きますから体幹にいいと言います。活動として岡山に本部のあるれっきとした高齢者スポーツ。初体験にちょっといい気分。中央公民館の講座です。地元の生き生きサロンにご招待したいと思いました。
10日、快晴の上天気のもと、フェスティバルが始まりました。外には模擬店が並び、高校生も焼き芋ブースで準備しています。中で行われた開会式では、地元の塩飽さんが表彰され、これまでの努力に対し感謝状が贈られました。
10日、笠岡市生涯学習フェスティバルが笠岡市民会館で行われます。各公民館の活動が紹介されますが、舞台では、老人大学を含め、各公民館の文化活動が演技披露されます。金浦公民館の演目の一つとして、地区の大黒踊り保存会が要請を受け、踊ることになっています。写真は1日の公民館での練習風景。9日にはリハーサルが行われ、10日当日、年に一度の祭りに花を添えます。
7日の総務文教委員会で、これまで気になっていたことを最後に尋ねました。大津の教師による暴力問題、スポーツ界の暴力問題、いずれもスポーツに関わる教師によるものでしたが、今自殺者まで出して大きな社会問題となっています。学校内での教師による暴力問題では、笠岡市も例外ではありません。市内小中学校における、「指導」の名のもと、教師による暴力が現実あるのかどうか、実態調査(アンケート含めて)をすべきと提案し、さらに教育委員会としての見解を求めました。「校長会で聴くことにしている。生徒へのアンケートは独自にやれということだろうが、県の指導にない。『見解』については次の教育委員会で論議する」との回答で、教育長としての考えは示されませんでした。
生徒減の中で、神島外中学校が学区外の生徒受け入れを始めて久しい。今年も2名の方が入学を考えていらっしゃいます。ところが、バス路線廃止、減便に伴い、中学校に向かう8時のバスがなくなり、外浦着は10時台しかなくなっています。今までバスを通学に利用した生徒はいませんが、通学手段を持たない子も含め、どの子にも広く開かれた募集でなくてはなりません。教育委員会と公共交通担当の総務とこの件で先日話し合いをしましたが、7日の総務文教委員会で改めて質問しました。「そのことも含め検討する」というのが回答でした。
2月5・6日、長浜の市民団体まちづくり役場を視察拠点として長浜のまちづくりを視察しました。この理事長がすごい。17年もまちづくりに関わっていて今ではこの人なしでは動かせません。秀吉博覧会で築かれた人とのつながりをもとに、自立した市民の街づくりを進めようと、立ち上げられた役場を守って17年。広告代から何までこなす。サポーターは同級生を初め20-30人。会費は取らず、補助もなく、自立するためには並々ならぬ努力があるはず。ひも付きでなく、この自由さが言い、と語ります。心配りも素晴らしく、印刷の手伝いに来られて方に「商工会議所さんはこの前無料で印刷してくれた。丁寧にモノ言ってね。」脱サラで農業目指してきた若者が事務をしていました。「会社がだめになってどうしようかと思っていたんです。募集に飛びつきました。」なんでもこなす彼女を「よくしてくれるの」と頼っています。事前に電話を頂き、5日の夕食を一緒にと誘ってくれました。役場の理事長山崎弘子さんとツーショットです。
サポーター手作りの盆梅を前に
安曇野市のデマンドバスあづみん運行課題は夕方4時までという縛りを夜間もしてほしいとか、予約した時間厳守でとかあるらしく、運行体制や、デマンドの性格上時間的に余裕を持たないとシフトが運行経路が組めないなど様々な声があると聞きました。それも当初からの市民の声に立脚して進める姿勢が解決の糸口になると信じています。市役所を出て少し時間があったので、月曜という美術館の休刊日にしてはたった一つ近代美術館があいていましたので、立ち寄りました。圧巻のブロンズ像が並んでいます。高田博厚という彫刻家を私は知りませんでしたが、。作品の中に佐藤春夫、ロマン・ロラン、宮沢賢治などなじみの人たちが多くいたので、興味深く見て回りました。像のそばに貼ってある作者の説明文に惹かれました。作品が違って見えるほどでした。
いくつか気に入ったものがありましたが、写真撮影は庭だけと言われ、時間もなくあきらめました。でもガラス工房に立ち寄った時に下の案山子を途中で見つけました。こんなブリキでも立派な像になっています。これも気に入りました。
デマンドバスあづみんは合併後の安曇野市に欠かせないものとして設置され運行されるようになりました。総社市の議会も執行部も一緒に視察したということを聞いて個人で視察に出向きました。4日に到着し、2時間ばかり懐かしい卒業生と会った後、市内に聞き取りに出かけました。イオンが近くにありました。店内は人でいっぱいでしたが、さすがに若い人たちにはデマンドバスあづみんはあまり知られておらず、移動手段を持たないお年寄りに多いと見受けました。昨年8月松本から転居してきたという70歳前の女性は『初めて聞いた。娘が来なくてもそういうバスがあれば利用したい』とうれしそうに応えられました。大体の路線は決まっていて、一時間に一本ぐらいあると言われていました。それなら利用しやすいです。30分前に予約を入れると来てくれるのですから。私は夜温泉に入りたいと思っていましたが、車で15分ほどのところへは、デマンドバスは登録者でないと利用できず、タクシーしかないと言われました。片道2-3000円はかかるという話ですからこれはあきらめました。地域の福祉目的がはっきりしています。