8月, 2011

 :年月選択

 

装甲車展示中止

ひのつ倫子 : 2011年8月26日

 金曜日の朝は、いつも駅前の街頭演説です。同時に今朝は日本共産党笠岡市議団で、ご支援の皆さんとともに自衛隊装甲車の交通安全運動期間中の展示を中止するよう求めたチラシを配布しました。道行く人もいつもより熱心にチラシを見ていたと思います。昼過ぎのことです。昨日一緒に申し入れに参加した安全安心の市政を進める市民の会代表の、民商会長三好幸治さんから電話連絡がありました。朝方、副市長から、自衛隊装甲車の展示を中止する旨連絡を受けたそうです。スピード決着でしたが、 素早い対応ができて良かったし、市の平和意識がまだまともだとわかってよかったとも思っています。

「二度と過ちを繰り返しません」6日8時15分の祈り

「二度と過ちを繰り返しません」6日8時15分の祈り

「認識不足でした」

ひのつ倫子 : 2011年8月25日

 25日、安全安心の市政を進める市民の会と笠岡母親連絡会は、市長を訪ね、交通安全フェスティバルに自衛隊装甲車の展示はなじまない、中止してほしいと、申し入れを行いました。これに対して対応した副市長は「認識不足でした。担当(協同のまちづくり課)に確認し、皆さんの趣旨は伝えます。主催の笠岡市交通安全協議会には多くの団体が加入していて、内容については、警察署長、商工会議所会頭、学校関係者、老人会など正副会長が集まって議論し決める。市行政は直接関わっていない。」と回答しました。そして申し入れに対する回答は後日連絡しますとのことでした。

申し入れ書を渡す

申し入れ書を渡す

交通安全に自衛隊装甲車?

ひのつ倫子 : 2011年8月25日

さる8月17日、総務文教委員会協議会が開かれました。その中で秋の交通安全市民運動の実施について執行部からの説明がありました。市は、9月21日から30日の間、「交通ルール守って広げる無事故の輪」というスローガンを掲げ、市民の交通安全の意識向上を目指します。期間中、25日の日曜日には、笠岡自動車学校を会場として10時から15時の間、交通安全フェスティバルが行われます。その際、交通安全のポスター展示や作文の表彰とともに、自衛隊の装甲車の展示も考えていることが明らかになりました。

自衛隊装甲車と言えば、戦闘車両です。日本国憲法は、その9条に「戦争の放棄、戦力および交戦権の否認」を定めています。①日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。②前項の目的をたっするため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。とあります。この憲法を忠実に国は守らなければなりません。

いろいろ種類はあるが、戦闘目的に変わりない

いろいろ種類はあるが、戦闘目的に変わりない

私たちは、「自衛隊は日本国憲法に違反」している存在だと認識しています。戦闘車両の展示は中止すべきです。私たちは25日、市長に対して中止の申し入れを行います。

>> 交通安全市民大会・交通安全フェスティバルへの申し入れ 笠岡母親連絡会 PDF60KB

樋之津倫子 個人質問(平成23年6月 笠岡市議会)

おてつだい : 2011年8月23日

平成23年笠岡市議会6月定例会個人質問(樋之津倫子)
(映像提供 笠岡放送株式会社)

盆明けの庭

ひのつ倫子 : 2011年8月23日

お盆のお休みをいただいてしばらく家を空けていました。庭の水やりも犬の世話もお願いしていましたが、とても気がかりでした。犬は元気でいましたが、庭のほうは、この暑さのせいでしょうか少し元気がないものも出てきました。収穫できるものは取ってくださいとお願いしておきましたが、人気のないゴウヤはきれいに色づいていました。やわらかい緑色の葉の間に見えるこの色はとても鮮やかでとるのがもったいないほどでした。しばらく置いておくことにしました。

>> お盆明けの庭 (追加) PDF265KB

こぶりのゴウヤは色づいて絵心を誘います

こぶりのゴウヤは色づいて絵心を誘います

飛島訪問

ひのつ倫子 : 2011年8月21日

 16日、飛島を訪問してみちこ便りをお届けしました。8時半に着いたら、帰りは1時の船です。ゆっくり回れるなと思いつつ、盆明けですから人も多いかと期待していました。島の人がバイクを貸してくれましたので、険しい坂も楽に進めましたが、とても暑い日でした。朝はあんなに曇っていたのに。汗をかきながらもバイクで走ると爽快です。「あんたまー汗びっしょりじゃなー」と冷たい飲み物を出してくれる人もいて、それどころか「ちょうど昼を食べるんじゃがー、上がっていきーな」と誘ってくれる人もいて、なんとアットホームなフライイングアイランドでしょうか。遠慮なくテレビで野球を見ながらおよばれ受けました。感謝です。島の人たちの庭にはまだ盆提灯が出されていて、特に目立つのがありました。昔から手作りで下げていたそうです。珍しいのでカメラに収めました。

ヒラヒラの尾が海風に揺れて涼しげです

ヒラヒラの尾が海風に揺れて涼しげです

ジョセフ・ガーソンさん倉敷に

ひのつ倫子 : 2011年8月21日

 昨年、私たちのNPT再検討会議に向けての署名提出、ピースパレードなど一連のニューヨーク行動をコーディネートして下さったジョセフ・ガーソンさんが、世界大会に参加の後、倉敷に来られました。医療生協を訪ねられ、世界大会の報告会に参加されました。通訳を頼まれましたので、ほかにいなければとお受けしましたが、なかなか大変でした。その後、倉敷市役所で伊藤市長を表敬訪問しました。倉敷市も新しい署名にはサインをしており、広島に子供たちを送るなどの平和の取り組みを強調されました。ガーソンさんは、アメリカの予算のあり方に触れ、60%が軍事費であることを問題と考えていること、赤字財政を解消するのに残りの40%を削ろうとしていることをやめるべきだと考えていること、核兵器製造に関わる政策を転換して国民のための社会保障や教育に使うことを求めていることなどを話されました。また、倉敷市がアメリカのカンザスシティと姉妹都市であると聞いて、カンザスではこのたび住民の反対運動にもかかわらず、核兵器の部品を作る工場の建設が始まっているという新しいニュースも出て、同席者を驚かせました。ガーソンさんの所属する団体は、ノーベル平和賞も受賞していて、移民、難民などの救済事業も行っているとの紹介もありました。30分ほどの短い間でしたが、有意義な表敬訪問になったと思います。

伊藤倉敷市長と

伊藤倉敷市長と

世界大会閉会8月9日

ひのつ倫子 : 2011年8月21日

 全体会の会場で、原爆投下の11時02分、皆さんと一緒に黙とうをささげました。各分科会の報告や、参加者の声はどれも希望と勇気、未来の開拓に意気込みを感じさせるものでした。核兵器廃絶が人類的課題であることは、すでに述べたとおりですが、広島と長崎に原爆を投下したその原爆の製造に関わって濃縮ウランを作った工場から、被爆した労働者が参加していたことを思い出します。今健康被害を訴え闘っていると聞いていますが、日本でも、原発推進のためなら教育機関を用いてでも安全神話を流す政府に似て、アメリカでも危険を知らせず労働者を平気で放射能にさらしてしまう。何か権力の恐ろしさ、悪の姿を重ねてしまいます。少しでも多くの声を核廃絶に向けて束ねることで世界がもっと平和で安全になることは万人の願いであることを信じます。初めての世界大会参加は、私にとっても大きな節目となりました。閉会の最後は海外代表も、「祈り」を披露してくれたクミコさんも、会場も一体になってWe Shall Overcome を合唱して、肩を組み、来年までの運動を強めていこうと誓い合いました。

大合唱で幕を閉じた世界平和大会

大合唱で幕を閉じた世界平和大会

分科会後の平和記念公園

ひのつ倫子 : 2011年8月21日

 朝9時に始まった今日の分科会は夕方5時に閉会しました。一日ゆっくりと時間をかけての分科会は発言者も多く、途中で司会が会場に降りてインタビューをして回るという一場面もあったことから、参加者の多くが自己紹介を兼ねた自分の思いを語ることが効率よくできたのではないかと思います。今晩は女性の集いがありますが、たまった仕事も持ってきており、少し余裕がないかなと不安に思いながら、集いの始まる時間まで、平和記念公園に向かいました。爆心地にはすでに献花する人の多くいて、身が引き締まります。

公園のいたるところで明日への準備が進んでいます

公園のいたるところで明日への準備が進んでいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラッキーとはこのことです。準備の様子を見に来られたのでしょうか、それとも打ち合わせに来られたのでしょうか、働く人たちにやさしく声をかけながら歩いておられる田上長崎市長にばったりお会いしました。思わず「昨日のごあいさつに励まされました。私たちも頑張ります。」と声をかけ、一緒に写真を撮りました。なかなかないことですね。少しうれしくなりました。

 

長崎市長と平和公園で

長崎市長と平和公園で

原水爆禁止世界大会8月8日分科会

ひのつ倫子 : 2011年8月21日

 核兵器をなくす取り組みを、自治体で住民とともにすすめていくために全国の教訓と課題を交流し学ぶ分科会に参加しました。岡山県からは、原水協の事務局長をしている平井さんが司会を務めながら、レポーターとしても壇上に立ちました。確かに岡山県は、自治体キャラバンに取り組みながら、県下の自治体すべての首長、議会議長に署名を頂いており、昨年までの広く各地で市民運動で署名運動に取り組んだ流れが今年の取り組みに反映されていることを感じました。

県下全自治体の署名をキャラバンで。。。と語る平井さん

県下全自治体の署名をキャラバンで。。。と語る平井さん

 

レポート発表後の発言も活発で、議会の取り組み、地域原水協の取り組み、被爆者の取り組み、それぞれの角度から学ぶべきところがありました。特に、福岡の吉崎幸恵さんの発言は語り部の取り組みについてでしたが、幼児期の被爆体験を歌や詩の朗読で伝えている様子を再現されて、本当に心に響くものでした。小学校で、また、被爆者のアメリカ語り部ツアーの体験も話されながら今後の取り組みを、生きて語ることのできるものとしてその義務感から頑張っていくとのお話にも感動しました。また、ある青年は、生きて被爆者の話が聞ける今の僕たちが最後の世代だから何かをしたいと、初参加の決意を述べられた声に会場から拍手が起きました。

思いを込め詩の朗読で語る被爆体験

思いを込め詩の朗読で語る被爆体験