12月議会の個人質問が12日で終わりました。同僚の原田議員が昨年度2回、私が1回質問戦で創設を求めた住宅リフォーム助成制度が来年度実施の運びとなりました。11月29日の人口対策特別委員会でも来年度事業として採用するとの報告もありましたが、議会では市長が9日の原田毅議員の質問に答えて明らかにしたものです。全国的にも経済効果は顕著で、発展的に予算額の増額、期限延長など取り組まれているところです。井原市でも当初予算に加え、12月の補正予算で1000万円の上乗せを議決しており、合計5000万円の取り組みに発展しています。笠岡市の詳細については、他の補助事業との兼ね合わせなど考慮して決めなければならないとしながらも、おおよそ、上限20万円、工事費の10%を補助するとの考えを示しました。笠岡でもやっとという思いです。もっと早い時期の実施なら、あの会社も倒産しなかったかも知れないと、残念に思うのです。しかしともあれ、市内の多業種の営業が活発になると思うと、うれしさがこみ上げてきます。
あしあと
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住宅リフォーム助成制度
ひのつ倫子 : 2011年12月12日消防車
ひのつ倫子 : 2011年12月1日あんこう鍋
ひのつ倫子 : 2011年12月1日スズメカズラ
ひのつ倫子 : 2011年12月1日来年度予算要求提出
ひのつ倫子 : 2011年11月30日保育所移転問題
ひのつ倫子 : 2011年11月20日17日、党笠岡市議団と、原田議員の後を受け継ぐ井木守氏とともに市長に対し、「神島保育所に関わる申し入れ」を行いました。副市長が対応されました。神島保育園は、老朽化を理由に平成17年、保護者会からの建て替え要望が出されており、市はその移転先の模索をしていましたが、神島瀬戸地区に用地を獲得しました。地権者とは8月末、用地買収が完了したと聞いています。しかし、市のハザードマップにも津波高潮による水害が予想される危険区域にあること、保護者の声を直接聞く機関が持たれなかったこと、対象となる保護者や地区住民が経緯を十分知る機会を持たなかったことなどから、保育所近隣地域や保護者の不安が高まり、10月17日保護者が市に対し、説明を求め、約30名が集まったと報道されました。
9月議会での補正予算の中に用地造成設計委託料として約370万円が計上されていましたが、予定地が道路にコの字型に面していていびつな形状になっていること、安全性に疑問がもたれることなどから、強行するのではなく、地区住民、特に保護者の声を大事にして、不安や疑問がなくなるよう市民合意を図って予算執行をと党として求めていたものです。
地区からは予定通り計画を進めるよう市長要望が出されました。しかし、保護者や有志の市民は計画の凍結を求める署名を展開しており、11月初めの駅前での街頭署名は大きく新聞報道されました。11月17日、環境福祉委員会の中で、担当課より、説明会以後の経過が話されました。今後も理解を求めて安全性などの説明会をおこなっていくとのことでしたが、これに対し、議員からは「署名提出に市長は時間を割いて会うべきだ」「一方的な説明ではなく、見直しも含め、保護者との話し合いを要望」「安全性の根拠については県・国の見直し期間にあり、安心できるものが今は出ないのでは?」「部長の説明(安全性について各部署の説明を保護者に対し行っていく計画だ)が正しい」などの質問・要望・意見が出ました。
転落防止ポール
ひのつ倫子 : 2011年11月15日モチ麦
ひのつ倫子 : 2011年11月14日笠岡湾干拓地に道の駅ができて3度目の訪問でした。10月29日、干拓内栽培の食材で作ったみたらし団子を販売していました。よく見ると普通の団子ではなさそうなのです。「モチ麦」で作られていました。初めて聞く麦の名です。栽培者は有限会社アグリインダストリー、社長の岡田吉弘氏自らが団子を焼いていました。6年前から笠岡湾干拓で市と県の所有地を借りて栽培を始められました。50年ほど前までは瀬戸内地方沿岸で広く栽培されていたといいます。特に井笠地方では神島での栽培が顕著だったようで、「団子麦」とか「ネバ麦」とかの名で呼ばれていたようです。すみれモチ、朝鮮麦とも。今ではほとんど栽培されていない希少な農産物ですが、原産は遠くイランやクルド人によって栽培されていたもので、シルクロードを通って中国へ、朝鮮半島へ、そして日本へと大和時代にわたってきたようです。50年ぶりに復活されたモチ麦の栽培、ぜひ笠岡湾干拓の特産品に加えたいものです。きりたんぽのようなサクサク感があり、でももちっとしていて薄くたれをつけて、みそ味、クルミ味と、おいしくいただけました。
オープンスクール
ひのつ倫子 : 2011年11月8日11月1日から4日まで市内小中学校のオープンスクールがありました。いつも身近な学校を訪問し、子供たちの学校生活を見学させていただいておりました。今年は2日間で7校を訪問させていただきました。子供たちの数が少なくなる中で、どの学校も子供たちと楽しく、仲よく学習している姿が良く伝わってきました。写真は陶山小学校の一年生です。一クラス14人のゆったりした学習環境の下で、一ケタの足し算を学習していました。同じ教科内容を学習していた金浦小学校の一年生はⅠクラス37人です。教室の大きさは一緒なので、14人と37人とではずいぶんゆとり感が違います。陶山は心も体もとてもゆったりとした環境での学習が保障されます。窮屈そうな金浦小学校では、大人も子供も集中力が散漫になったり、理解に至る道が途切れがちになりそうです。30人以下学級を早急に実現しなければと思いました。
[追記 11月14日][追記2 11月16日]記録を追加しました。













