笠岡市議会

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9月議会が始まりました。

ひのつ倫子 : 2007年9月13日

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12日より笠岡市9月定例市議会が始まりました。私は20日に4項目に渡る質問を致します。以下概要をお知らせします。
1 水道料金の引き下げを求めて
上下水道事業は、地方公共団体が経営する公営企業である。目的は住民の福祉の向上である。利益 は求めても良いが、企業として特に経済性を発揮する必要があると言われている。利益を主たる目的とする民間企業との違いは明白である。この違いをどうとらえているのかを問う。
2 ごみの減量化を求めて
 ごみの減量化と分別収集の徹底が課題となっている。改めてその方向も示されたことを受け、7月23日、「廃棄物減量推進委員研修会」が開かれた。ごみ出しのポイントに関わり、各推進委員より出された意見は、市の方針を推進する立場の声と考えられる。この声を受けての今後の対応を問う。
3 耐震診断と、耐震補強の推進を求めて
 能登沖地震、中越沖地震と相次いで大規模地震が日本列島を襲った。近い将来南海東南海地震が予想されている。学校など、公共施設の耐震診断、耐震補強が進められている。改めてその進捗状況と今後の計画を問う。
4 郵政民営化と安全安心のまちづくりについて
 10月よりの郵政民営化により、国民が築き上げ、親しんできた、郵便局の存続と閉鎖が市民の大きな関心となっている。当市笠岡では、閉鎖となる郵便局は、現時点ではないとされている。しかし将来的にはどうなるのか、島地部、山間地域の市民より不安が出ている。安心安全の街づくり条例を制定した市政として、民営化をどうとらえているのか、又市民の不安の解消に向けてどうしようとしているのかを問う。

国保税の値上げ反対

ひのつ倫子 : 2007年7月24日

 24日、臨時議会があり、国保税の値上げの提案がありました。限度額を値上げするという提案です。いかにも最高ランクのみの値上げで、他は関係ないという姿勢に見えますが、そんなに単純ではありません。質疑では、他のランクの人たちも、定率減税の全廃で、実質値上げとなった人たちがいます。その割合をたずねましたが回答はありませんでした。又、今でさえ、国保税が払えなくて保険証を取り上げられている人は160人を越えます。全額払えなくて短期証をもらっている方も多数にのぼっています。こうした人数がさらに増すことも明らかですが、その見通しや、対策についてたずねましたが、均等割り、所得割りを変えるわけではないと言うのみで、これも質問に答えた答弁はありませんでした。二重三重の庶民増税の中、更なる負担増にさんせいはできません。私達日本共産党議員団はこの値上げ提案に反対しましたが、賛成多数で残念ながら可決されました。

6月議会が始まります。

ひのつ倫子 : 2007年6月19日

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13日に6月定例市議会が始まりました。
私は21日木曜日午後、個人質問を予定しおります。以下3項目について質問します。
1 子供の医療費補助制度の改善を求めて
 
少子化対策は、子育て真っ最中の親に対し、経済的援助が非常に大切です。その援助が子供を産み育てる意識・意欲を向上させるものと確信します。
 各市町村では、このことを重視して、子供の医療費補助制度の改善に努力されています。平成19年4月より、井原市、新見市、奈義町で、新たな改善がなされています。
他の市でも改善がなされる可能性もあると聞いています。
 昨年度12月議会での市長答弁は「当分改善の考えはない。」とのことでしたが、状況変化を見て、改善する考えはないかたずねます。
2 島しょ部の活性化と発展を求めて
 国土交通省は、過疎地で2641集落が消滅する恐れがあると発表いたしました。そのうち、422集落が10年以内に消滅する可能性があると言っています。 又、30年後には人口が急減し、全国的に10%の人口減が言われ、岡山県では約35万人の減と言われています。
 笠岡市も当然その流れの中にあることは明らかです。特に高齢化率の高い島しょ部では、人口減は深刻な問題だと思われます。島しょ部の今後をどのように認識しておられるのかお尋ねします。
3 水道料金の引き下げを求めて
 17年度貸借対照表によれば、減価償却費の累計額は、建物、水道管、などすべてで約50億円、内、水道管関係は約43億円となっています。先の議会での答弁によれば、5年間で水道管の改修に必要な経費は12億円とのことでした。 当然年次計画として全市的に改修されるものと思われます。先の金額は、年数として20年弱計画的に改修可能となります。
 また、この間、減価償却費積み立ても平行して行われ、20年間としても、その推定額は約50億円となります。水道管関係は約43億円となります。減価償却費を20%から10%に引き下げても、新たに総額約25億円、水道管関係約21億円が累積されます。
 この期に減価償却費を引き下げることが可能と思われるがどうかとお尋ねします。

秋田県視察

ひのつ倫子 : 2007年4月30日

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 25日から3日間、環境福祉常任委員会の秋田県視察に参加しました。①秋田市立福祉複合施設「ウエルビューいずみ」では児童施設、高齢者施設、障害者施設、地域交流スペースを一体としたのーマライゼイションの実現目指した取り組み。②仙北市にある子育て支援センター併設の幼保一体型施設「だしのこ園」の実態③市立横手病院では経営難を乗り切り、自治体立優良病院として総務大臣表彰を受けるまでの改善計画の経過についてなどを視察しました。
 幼保一元化が政府の方針として打ち出されて、多くの議論がありましたが、今の制度の不十分さをどうするか、制度の充実を図れば解決できることが多々あるにも関わらず、一元化を目指す取り組みが進められていることは問題です。そんな中、仙北市での合併に伴う保育園と幼稚園の統廃合で出来上がったものです。
 非常勤の園長先生、現行の配置基準を保ちながら幼稚園と保育園を併設してよいところをとって異年齢集団を育てていこうというものでした。案の定、会議を離れての会話の中で、国の一元化は難しいこと、今でも財政的なすみわけが、併設の中で、困難だと言うことが伺えました。
 さらに補助事業で立てられた経過から見て、地元木材を使ったよさや、広大は敷地は大きな財産ですが、現場の声が十分反映されていないことも見て取れ、上からの指導が現場を働きやすく、先生や子供達の活動しやすいものになっているとは限らないことが分かりました。
 例えば子供達のコートかけのコーナーがあります。先生にお聞きすると、不便だと言うことでした。現場では目に届く範囲の子供達の生活の管理ができにくいとのことで、今では教室の後ろや、廊下にスペースをとって使用していました。また、コートかけに冬場の大きな防寒コートをかけるとおさまりきらないそうです。それではこのスペースの意味がありません。今ではもの入れになっていたり、洗濯干しをしているように見られました。
 

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笠岡にもやっと独自補助制度

ひのつ倫子 : 2007年4月21日

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岡山県が実施した医療費公費負担制度縮小、撤廃で、大きな自己負担を強いられた、障害をもたれた皆さんの、医療費負担の軽減措置が笠岡でも4月から実施されます。昨年の税制改革によって、高齢者から約700万円もの増税分がありました。少しでも福祉向上のためにと12月の議会でも求め、3月議会で出された関連団体からの、負担軽減を求めた請願にも賛成したところです。低所得の方のⅠとⅡに当たる方の通院は、すでに県が軽減策を取っているのでと言う理由で変化なく、それ以外について、減額措置がとられました。不十分ですが、共に前進ある改善策を喜び合いたいと思います。
 

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3月議会個人質問13日

ひのつ倫子 : 2007年3月19日

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 頭を痛めた3月議会の個人質問が終わりました。質問事項は4項目。質問への前進ある回答はないものの、変わらぬ市民の要望を精一杯伝えることができたと思っています。
 暖かすぎる春だと言うのにここのところ急に寒くなり始めています。でも我が家の裏出口にはすずらん(?)の花がかわいい白さで姿を見せています。

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高齢者福祉またも後退か

ひのつ倫子 : 2007年1月26日

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23日、環境福祉常任委員会が開かれました。①市の環境基本計画、一般廃棄物処理基本計画について②福山港航路浚渫土を干拓に埋め立てる件について③高齢者福祉各種事業の見直しについてが協議題でした。①では計画で基本的な構想はあるものの、実施計画なるものが伴わないので、絵に描いた餅になるとの指摘を、②では、少量と言えども埋め立て量300万?では悪臭を発生するアンモニアや硫化水素が心配です。国の事業ですが、問題の起こらないよう、又定期的な検査も含めて津用句申し入れる必要があると、市に強く迫りました。③では特に今年度は高齢者の方に増税を強いている中で、これ以上福祉の後退は許せないところにまできていることを指摘し、国県補助の廃止や引き下げがあったからと言って、市がそれに従う必要は何処にもないと主張しました。その内容は次の通りです。

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個人質問を終えました

ひのつ倫子 : 2006年12月12日

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 葛城神社のイチョウの木は100歳以上と言われています。見事な黄色のかさの下を通るたびに思わず見上げてしまいます。
 12月12日、私の個人質問が終わりました。5項目で30分の発言時間制限は少々きつかったですが、何とか予定通り終えました。なかなか要求がかなえられると言うところまでにはいきませんが、情勢を踏まえ、市民の思いをしっかり届けました。

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12月議会が始まりました

ひのつ倫子 : 2006年12月8日

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12月議会が始まりました。12月補正予算をはじめ、多くの議案が出されましたが中でも「県後期高齢者医療広域連合の設置について」については、大きな問題を含んでいます。本会議で、我が党は反対討論をする予定です。私の個人質問は、12日火曜日です。金浦小学校前の川に中州のように突き出た土地には、日向ぼっこをするかもの群れが気持ちよさそうでした。

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養護老人ホーム視察

ひのつ倫子 : 2006年11月2日

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10月23日24日の2日間、敬愛園養護老人ホーム一部事務組合の視察で愛知県江南市へ行きました。むつみ園という施設でした。特にこれといった点は見当たりませんでしたが、職員の皆さんがとても感じよく、施設入所者の皆さんも信頼感にあふれている点は感心しました。心の通う様子が手に取るように分かります。

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