唐の時代に使者を送り、平城京の政治に生かしたという遣唐使の歴史がありますが、生江浜のかつての伴造船所後継者の家で
その復元が間もなく完成します。6畳の間に所狭しと並んでいた木材もすでに船の形となって座していました。平成23年11月に奈良の平城京歴史館を訪れて以来その縮小された復元を試み始めました。同年末に図面を引き始め、約一年かけての製作期間でした。たまたま訪問した時、「もうすぐ完成するよ」と言われ、カメラに収めました。見応えがあります。とても一人では動かせません。その制作技術が貴重です。
唐の時代に使者を送り、平城京の政治に生かしたという遣唐使の歴史がありますが、生江浜のかつての伴造船所後継者の家で
その復元が間もなく完成します。6畳の間に所狭しと並んでいた木材もすでに船の形となって座していました。平成23年11月に奈良の平城京歴史館を訪れて以来その縮小された復元を試み始めました。同年末に図面を引き始め、約一年かけての製作期間でした。たまたま訪問した時、「もうすぐ完成するよ」と言われ、カメラに収めました。見応えがあります。とても一人では動かせません。その制作技術が貴重です。
30日商工観光課に立ち寄り、まちづくりの話をしました。笠岡での取り組みの努力や、知名度をどう高めるか、付加価値の必要性など時間を忘れてお話しました。その中で、教えていただいたのが、阿蘇の「ゆるっと博」です。そのお話をもとにお借りした公式ガイドブックを見ると、地域のおじちゃんおばちゃんがコンシェルジュ案内人になり、地域のありのままを案内しています。特徴的な場所はもちろんですが、なんでもないような田舎のありようや、飼っている家畜に至るまで、まさにその場所、そこの住人が主人公。目からうろこでした。そういえば、私の知っている北木島のKさんは、昔いのししを買って育てていたそうです。こんな人が今もいたら、訪れた人にきっと紹介したくなるだろうなと思いました。そんな日常のことを観光の中身に盛り込んで自然の大地とともに紹介できる阿蘇ならではの知恵が実った取り組みと理解しました。笠岡では何ができるでしょうか、何があるでしょうか、止まることなく考えてみたいと思います。