2月 22nd, 2013

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井笠バスカンパニー

ひのつ倫子 : 2013年2月22日

 20日、公共交通特別委員会が開かれました。暫定的に井笠バス運営を引きついでバスを運行する中国バス(株)は、事業者名を井笠バスカンパニーとしています。11月から3か月終えた時点での収支状況は4080万余の赤字、月平均して1360万円にのぼります。4月からの正式委託業務では、これまでの走行距離33万キロから美の浜線の新規経路や市民病院増便などの影響で、37,5万キロになると言います。これまでの赤字状況から、今後一㌔につき140円の赤字が発生するとみられ、年間5250万円の赤字が出る予想で、国庫補助500万円を差し引いて笠岡市からの補助は年間4800万円が新年度予算に計上されます。バスについては管財人から34台を3000万円以内で購入することとし、関係市町の走行距離で按分すると笠岡市は40%、約1200万円の負担になると言います。乗降実態調査については、2月20日28日両日にわたって国補助事業として行われることになっていますが、現況調査が中心で、バイタルリード社に業務委託します。来年度も850万円の補助が取れるなら、再度調査を行うとしていますが、その時は、市民の声が聴ける、生かす、将来的な運航に役立つものにしてほしいと、私を含め、複数の委員から要望が出されました。美の浜バスターミナル整備に関してはすでに設計委託業務が指名入札により、890万4千円で、地質調査業務が227万8500円で、すでに終わっています。広場のフェンス設置工事も281万4千円で業者が決まっています。仮設の駐車場整備はまだですが、いずれ3月には出来上がらないとスタートしません。本体工事は8月に始まり、2月末の完成予定です。2億5千万円をかけてのターミナル整備が始まりました。

グランド西半分5000㎡がターミナル予定地

グランド西半分5000㎡がターミナル予定地

西部衛生施設組合

ひのつ倫子 : 2013年2月22日
同じ大栄環境の三木市処分場(1月視察)

同じ大栄環境の三木市処分場(1月視察)

 19日、一部事務組合議会がそれぞれ開かれました。西部衛生施設組合議会では、基本計画策定延期、維持管理費削減、退職者不補充などによる4747万円の減額補正や、破砕機修繕費4860万円を含む前年度比6304万円増の25年度予算の上程が行われました。御崎山の処分場が今年度末で終了となる為、それに代わる不燃性残渣処理の委託先を三重県伊賀市の大栄環境の処分場としていました。推定量は800トンとし、笠岡市ー伊賀市間の運搬料、伊賀市への環境保全負担金など含め、約3000万円の計上でした。今後の御崎山については、完全な廃止までに水処理を続け、表面の覆土など課題が残されています。